Kenken Japan World’s Diary

これから秘境の地(海外)へ挑む、誇れるあなたを創るための未来逆算日記

ヨハネス・フェルメールの「色」から感じた「愛」と「暖かさ」

こんにちは。

けんけんです。

 

 

以前のアンネの隠れ家の記事を

見た方々は気づいていると思いますが、

僕はオランダに旅行しました。

 

 

その目的は、

実はアンネの隠れ家だけでなく、

 

フェルメールの有名な

真珠の耳飾りの少女」と

「牛乳を注く女」を

この目で見ることでもありました。

 

 

そして、

実際に見てきました。

 

 

 

 

 

結論から言うと、

真珠の耳飾りの少女」のインパクトが

とても強くて圧倒されました。

 

 

青と黄色と黒のコントラストが強調されてて、

少女がとても輝いてみえました。

 

 

「牛乳を注く女」は、

とてもほっこりした気持ちになりました 笑

 

 

 

人それぞれ、

感じ方、捉え方が違うと思いますが、

僕は彼から「愛」と「暖かさ」を感じました。

 

 

 

彼が使う色って、

黄色、青、赤、白、

明るく鮮やかな色を使うのが特徴的です。

 

 

 

「光の魔術師」とも呼ばれています。

 

 

 

僕は、彼の光がとても好きです。

 

 

 

眩しい光じゃなくて、 

柔らかなスポットライト的な優しい光です。

 

 

「光」自体が自ら主張するのではなく、

誰かを輝かせるほんのアクセントとしての

柔らかな光です。

 

 

彼はとてもそれを再現しています。

 

 

光という名脇役を使って、

主役の「」や「」を輝かせる。

 

 

例えば、

牛乳を注ぐ女。

 

 

 

この主役は人物ではなく、

もの」を輝かせています。

(あくまでも個人的な意見です、

違う意見あったら是非、

ぜひシェアしましょう;))

 

 

黄色の洋服と、

青色のスカーフと、

黄色じみたパン、

 

 

窓からの光を人物ではなく、

「もの」に輝きを与えています。

 

 

そう考えると、

フェルメールが使う光の意味って、

縁の下の力持ち」ですね。

 

 

 

 

そして、

当時のオランダは、

1602年に東インド会社が設立されて、

オランダの黄金期、と呼ばれてたくらい、

オランダは経済発展しました。

 

 

それに伴って、

国民は以前よりも

豊かな生活を送ることができるようになりました。

 

 

また、

この頃から郵便制度が始まり、

人々は、文通ブームの真っ最中でした。

 

 

だから、

フェルメールの画にも

文通を描いている女性像の絵画があるのもわかります。

 

 

 

 

 

この黄金期の恩恵で

人々は、生活にも余裕ができたのです。

 

 

余裕ができたからこそ、

 

人々は恋文を書いたり、

本を読んだり、

歌、音楽などのお稽古をしたり、

 

娯楽という、

新しいものに触れ始めたのです。

 

 

 

だから、

フェルメールが使う色は、

黄色や青といった明るい特徴を使って、

この時代の人たちを表しているのです。

 

 

 

 

ちなみに、

フェルメールが使っていた

青の絵の具は、

 

当時、金より価値のあった

貴重な鉱石「ラピスラズリ」の原材料として、

使っています。

 

真珠の耳飾りの少女には

青色がとても使われています。

 

 

 

なんか、

とてもほっこりとした気持ちで、

フェルメールの画を堪能しました。

 

 

 

 

僕は、

芸術に全く興味がなかった人間でしたが、

 

 

海外に行ってから、

時代も人種も環境も

違った人たちが残した絵画を見てから、

 

 

彼らの時代、環境、想いを

なんとなく知れることができて、

「見る」から「対話」に変わっていき、

とても感受性が豊かになっていきました。

 

 

そして、

芸術が好きなりました。

 

 

それは絵画でも彫刻でも陶芸品でも同じことが言えます。

 

 

 

「この人はどんな想いでこの作品を表現しているんだろ」

 

 

 

それから、

作品との対話が始まります。

 

 

 

現代人だからこそ、

芸術に触れることを

「後回し」にするのではなく、

生活の一部として触れてみるといいですね;)

 

 

 

それは、

結果として、

先代との対話、

自分との対話になりますから。

 

 

過去からも自分からも「学び」がありますからね;)

 

 

 

では、今日はこの辺で。

 

 

ありがとうございました;)

 

 

 

 

 

 

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