Kenken Japan World’s Diary

これから秘境の地(海外)へ挑む、誇れるあなたを創るための未来逆算日記

『閲覧注意』110万人が一箇所の「敷地」で『虐殺』されていた場所

こんにちは。
けんけんです。

 

 

今日は少し重い話をテーマにします。

 

 


アウシュビッツ収容所」についてです。

 

 

 

アウシュビッツ収容所は、

ドイツではなく、
ポーランドクラクフという都市から

バスで2、3時間ほど走った場所にあります。

 

 

 

 

 

アウシュビッツは、
一言で言うのであれば、

 


『大量のユダヤ人が虐殺された場所』

 

 

その数、110万人です。

 

 

110万人は、
「宮崎県の人口」と同じくらいあります。

 


宮崎県に住む人たち全員が
この収容所で殺されました。

 

 

 

 

誰がこんなにユダヤ人を
大量虐殺したか、

 

 

おそらく、

世界史で学んだ思いますが、
ドイツ人のヒトラー率いるナチスです。

 

 

ちなみにナチスっていうのは、
国家社会主義ドイツ労働者党
っていう政党です。

 

 

 

ここで気をつけて頂きたいのが、

ヒトラーだけが「加害者」ではないということです。

 

 

 

ヒトラーに関わった国、政府、民間、国民、

すべてが加害者でもあり、

被害者でもあり、罪人でもあります。

 

 

 

彼が首相に抜擢されてから、
僕たちのように平和に暮らしていた
多くのユダヤ人が辺境の地へ送られました。

 

 

 

窓も明かりもない小さな箱に

ぎゅうぎゅう詰めに押し込まれた列車が到着しました。

 

 

 

 

 

アウシュビッツ収容所に。

 

(動画では荒野になっていますが、

当時は建物が連なっていました。

ナチスは証拠隠密のために、

ほぼすべての建物を破壊しました。)

 

 

 

男女関係なく丸刈りにされ、

所有物、すべてを剥ぎ取られ

あたかも囚人かのように、

全員が同じ服を着せられました。

 

 

 

 

そして、

毎日、事務的に大勢のユダヤ人が

無理やりガス室に送られ、
そこで殺され、焼却されました。

 

 

ちなみにガス室で使用されたものは、
チクロンBです。

 

 

これ、いわゆる殺虫剤で使われる
農薬なんですが、毒ガスの機能もありました。

 

 

チクロンBが入った大量の缶があります。

 

 

大量の缶の形跡があるということは、

そうです、ご想像の通りです。

 

 

 

ちなみに、
この写真意外にも

殺人用で使われてたものが
たくさんあります。

 

 

 

そして、

芸術作品かのように飾られているこれ。

 

 

よーく目をこらすと、

砂のようなものが見えますよね。

 

 

これ、「人骨」です。

 

文字どおり、

人の骨を砕いて
粉状にしたものです。

 

 

おそらく、

当時の加害者の人たち(ナチス)は、

これを芸術としておいたのではなく、

 

 

お前もこうなりたくなければ、

せいぜい働くことだな

 

 

と裏側のメッセージがあったと思います。

 

 

 

そして、

この写真をみてください。

 

 


脂肪もなく、筋肉もなく、
やせ細り、皮しかない、

そんな少年たちです。

 

 

 

この身体になるまで、

彼らはこの残酷な収容所に閉じ込まれたのです。

 

 

 

全くご飯をたべず、
栄養のあるものが摂取できてない。

 

 

そんな日々を過ごしていました。

 

 

 

それもそのはずですよね。

 



 

1日にこの食事しか取れないのですから。

 

 

 

ちなみに、

1日の食事がこれ「のみ」です。

 

 

 

草で煮ったスープ(右にあるもの)

ジャガイモが入った野菜スープ(上にあるもの)
一切れのパンと小さなバター。

 

 

 

草もじゃがいも腐った

全く栄養がないスープ2杯、
カビが生えかけのパン。

 

 

 

毎日10時間の重労働をさせられます。

 

 

 

10時間いつ殺されるかわからない状態で
肉体労働をさせられ、重労働が終わり、
美味しいご飯かと思いきや、

 

 

パン一切れと2杯のスープ

 

 

普通では考えられないことを

この時代ではしてました。

 

 

 



このベット、
1人にしては以外と広い

と思いましたよね。

 

 

これ、

実は1人用ではないです。

 

 

4人』用です。

 

 

4人以上が体を

ぎゅうぎゅうにしながら寝ています。

 

 

シャワーも入れず、
重労働で汗をかきながら就寝します。

 

 

 

想像してみてください。

 

 

 

10時間労働して疲れ果て、
夕食には1枚のパンと腐ったスープ。

 


寝る時は、

汗だくでお風呂も入れない、
知らない人とぎゅうぎゅう詰めで寝る。

 

 

お腹も減って、汗もかいて、
身体も臭くて、

奴隷のような罪人のような扱いをうける。

 

 

 

あなたは想像できますでしょうか。

 

 

この残酷な状況から、

生きる希望を失い、
」という感情も失われ、

光も閉ざされた牢屋。

 



当時のナチスは、

こんな残酷なことをしていました。



同じ人間で地球人なのにもかかわらず、
こんな残酷で極悪なことをやってました。

 

 

 

 

 

おそらく、

この写真は有名だと思います。

 


お花が置いてある壁ですが、

この場所は、罪人、奴隷と

認知されていた人が銃殺された場所です。

 

働けない者、罪を犯した者、

なんらかの迷惑行為をした者、
みんなここで銃殺されました。

 

 

だから、この壁には

いたるところにドス黒い血の跡が

染み込まれていました。

 

 

僕は初めて自分の目で見たときに、

鳥肌がたちました。

 


急に寒気がしました。
急に泣きそうなりました。

 

 

以外とポジティブで
心が毎日晴れのような心の僕ですが

 

 

この場所に来た時、
気分は急に景色がどす黒くなり

あたり一面が真っ黒になっていきました。

 

 


本当です。マジです。

 

 

 

ぜひ自分の五感で、確かめてみてください。

 

 

 

 

 

遠くから撮った写真です。

 

建物に囲まれてますよね。
それもそのはず。

 

 

他の労働者に、

見せないようにするためです。

 

 

労働中に誰かが壁の前で
銃殺されるのをみたら、
精神崩壊しますから。

 

 

 

労働者にみられないように
ここで何十万の人を殺したんです。

 

 

こんなことを同じ人間がしたのです。

 

 

 

 

僕は

 

「時代」「被害者」「加害者」「地球人」「人間」

 

という言葉を使いました。

 

 

果たしてこの惨劇を他人事のように

受け入れていいのでしょうか。

 

 

 

もし、この時代に、この場所で、

僕たちが存在していたらと考えると、

果たして他人事として捉えていいのでしょうか。

 

 

 

自分たちが加害者、

被害者になっていたのではないでしょうか。

 

 

 

 

僕たちはとても平和な場所で生まれました。

 

 

今の与えられた場所にも、

周りにいる相手にも、

自由な発想をできる自分にも

もっと感謝するべきだと思います。

 

 

 

殺されることのない場所、

何かあったら助けてくれる家族、友人、親友

美味しいご飯、暖かい洋服、

ふかふかなベッド、

 

「自由」が授かっている僕たち。

 

 

より、今に感謝するべきだと僕は思いました。

 

 

そして、

その気持ちは、自分が海外にいようが、

日本にいようが持つべきだと思いました。

 

 

 

さらに、

地球人だからこそ、

国籍関係なく、

年齢関係なく、

性別関係なく、

身分関係なく、

「平等」でみる心が大事だと思いました。

 

 

 

僕たちは、歴史が過去に犯した過ちを他人事のように感じてはいけない。

 

 

常に自分ごととして捉え、

周りにも、子供たちにも、

次の世代にも語り継ぐべきだと僕は思いました。

 

 

 

今日は少し重い記事で恐縮ですが、

ぜひ自分ごとのようにぜひ考えてみてください;)

 

 

 

そして、

共感していただけたら、

ぜひいいね、コメントをしていただけると嬉しいです。

 

 

 

僕もみなさんの思っていることを聞きたいですから;)

 

 

 

ちなみに、
ユダヤ人に関連して、
アンネの日記』についても
記事を書く予定です。

 

 

実際にオランダの
アンネの隠れ家に行き、
本物のアンネの日記
目でみました。

 

 

思っていたよりも
保存が綺麗で
びっくりしました。

 

 

興味がある方は是非楽しみにしてください;)

 

 

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